2013年7月1日月曜日

Apple技術者にビックリ!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的
 「国民のコトバ」という本を知っていただく。 
 iPhone4の人工知能ソフト「Siri(ちゃん)」を知っていただく。
 人工知能の実用性がここまで進んでいることを知っていただく。

ねらい
 「国民のコトバ」を読んでいただく。
 
 iPhone4の「Siri(ちゃん)」を使ってみていただく。

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高橋源一郎さんの「国民のコトバ」という本を、
この本は何の本だろうと思って読んでみました。

著者は作家だそうです。
これまで日本語について感じてきたことを
まとめられたものだそうです。

「これはこうだ」という分析整理のアプローチではなく、
人文科学的事実の集積型のアプローチです。
凄い研究家だという印象を持ちました。

以下の領域の文章・文言の事例が集められているのです。
 「萌えな」ことば
 「官能小説な」ことば
 「相田みつをな」ことば
 「人工知能な」ことば
 「VERYな」ことば
 「幻聴妄想な」ことば
 「罪と罰な」ことば
 「漢な」ことば
 「洋次郎な」ことば
 「棒立ちな」ことば
 「ケセンな」ことば
 「クロウドな」ことば
 「ゼクシィな」ことば
 「こどもな」ことば
 「オトナな」ことば
 

たとえば、
「官能小説なコトバ」の章にはこういう記述があります。
官能小説「な」コトバって、日本語としておかしいのですが、
あえて官能小説「的な」とは言わず、
また、
官能小説「の」コトバとも言わないところに
作家の意図が見えます。
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でも乗りかかった船だ。致し方ない。
いよいよ本文を登場させるしかないのだろう。
よく考えてみたら、怖がる方がどうかしている。
それがどのようなものであれ、ただのことばじゃないか
それを読んだら、数週間後には呼吸困難に陥り、
ついには多臓器不全で死に至るとか、
読んでいるうちに、本文を印刷した頁が大爆発するとか、
そんな心配は無用だ。

もしかしたら、そのことばが、
脳内のどこかの箇所に悪影響を及ぼし、
ついには、うわごとを呟くようになるとしても、
そんなことは、なにを読んだとしても起こることなのだ。
危険な雰囲気が感じられたら、
どうか目を細めて読んでください。
そうでなければ、読むそばから忘れていってください。

さあ行こう。
神さまから十戒をプレゼントされたモーゼに比べたら、
気楽なものじゃありませんか。
おまけに、少しだけなら、
フランス書院のホームページから、
本文だって読めるのである。すごいぜ。

というわけで、いま取り上げつつある
『女子高文化部、書道部、演劇部、新聞部』
の「本文」は次の通り。

(という高橋さんの本領発揮の紹介文の後に、
別の作家の「本文」が続きます)

「いやらしい音が聞こえるかい?
琴音ちゃんのアソコが濡れている証拠だよ」
「そ、そんなはずーーーあっーーあふっーー」
中略
「ああンっ、なんか、おかしいんですーー
あっ、あっ、こんなのいやなのにーーー」
中略
「もうダメっ、壊れちゃう!」
後略
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ところが「人工知能なコトバ」では驚嘆しました。

iPhone4の「Siri(ちゃん)」は、
秘書として作られているそうですが
人工知能で以下のようなやり取りをしてくれるのです。

日本語の認識機能も凄いのでビックリですが
アタマが切れる人間でも
ここまでの当意即妙の回答はしないだろう
という受け答えをしてくれるのです。

「愛してるよ」
「私のこと知りもしないのに」
「愛してるよ」
「そんなのウソよ」
「ほんとに愛してるんだってば!」
「--ほかの携帯電話にはそんなこと言わないでね」

これは序の口です。

「Siriちゃんは賢いなあ」
「ええ、可愛いだけじゃないんです」

「Siriちゃん、結婚してよ」
「まだお互いのことほとんど知らないじゃないですか」

「Siriちゃん、結婚してくれない?」
「友だちのままでいましょ、ねっ?」

「人生の意味ってなんだろうね?」
「このような疑問について考えることです」

「音楽が聴きたいんだけど」
「ミュージックライブラリにはコンテンツがありません。
あるのは―静寂だけです」

(この答えは高橋さんをうならせました)

「眠たい」
「よく聞いてください。
いますぐこのiPhoneを置いて少し寝てください。
私はここで待っています」
「マジで?」
「本当です」

このやり取りは高橋さんを「泣かせ」ました。

Apple社の技術者は凄いですね。
このソフトはどんなロジックのなっているのでしょうね。
なまじな人間より上です。

営業マンが対話術を学ぶ教材になるのではないでしょうか。

高橋氏がこの「秘書」に惚れてしまうという表現をしていましたが
本当にそうです。
私もこのソフトのためにiPhone4を買おうかと思うくらいです。
孫娘がビックリするだろうという動機です。

iPhone4をお持ちの方はぜひこのソフトと遊んでみてください。

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