2019年2月13日水曜日

堺屋太一さんが亡くなられました!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 堺屋太一さんの早すぎる死を悼みます。
ねらい:
 堺屋太一さんのご冥福をお祈りいたします。
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ご承知のように堺屋太一さんが2月8日に83歳で亡くなられました。
通常はこういう場合、氏名の前に何か肩書きが付くのですが、
多すぎて入りません。


小説家・作家、評論家、
元通産官僚、元 経済企画庁長官、元大阪万博プロデューサー
いくつかの大学の客員教授、
どれか一つでも十分なのに、それがいくつもあります。


橋下徹さんが大阪府知事になる時に応援し、
2012年には大阪維新の会が政治家の育成を目的に設立した
維新政治塾の名誉塾長に就任しておられます。


有名な「団塊の世代」の中で、
少子高齢化時代の到来を予測していたといいますから
すごい先見の明のある方です。
東京オリンピック後の日本のことも心配しておられました。


人生100年時代、83歳はまだまだこれからの年齢です。
早すぎますよ!!!本当に残念な方を亡くしました。


私は、2,3度しかお会いしたことはありませんが、
お酒はお好きだったと思います。
多臓器不全はそのことと関係あるのではないでしょうか。


私と堺屋さんの関係はこういうことです。


私は堺屋さんとは東大経済学部の同期なのですが、
当時は面識がありませんでした。


私が2004年に「価値目標思考のすすめ」を出版しました時に、
ある方のご紹介でお会いしました。
推薦をお願いしたのです。


そうしましたら、原稿を全部読んでくださって、
「自分の主張する「知価社会」にとって重要な思考法である」
として、以下のような言葉をご自分で書いてくださいました。
 「目的は何か」
 自明に見えることが「知価社会」では重要だ。
 実効ある<改善>思考術の「入口」がここにある。


上から目線で申し訳ありませんが、非常に的確なコメントです。

その折に私は、
「何か『知価社会』の思考の普及に貢献できることを
一緒にやりましょう」
と申しあげ賛同いただきましたが、具体化できませんでした。


あらためて「偉人」の死を悼み、
心からご冥福をお祈りいたします。

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