【このテーマの目的・ねらい】
目的:
安倍総理の限界を認識しましょう。
ねらい:
日本国に危機のリーダはいるのでしょうか?
(やはり、橋下徹さんでしょうか)
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私はこれまで安倍総理を高く評価してきました。
特に、愛国精神の強さと外国首脳と渡り合える交渉力を
評価しているのです。
ところが、今回のコロナ騒動でのさばき具合はサッパリです。
初期の全国一斉小中高の休校要請は英断と思いました。
しかしその後の采配はダメです。
緊急事態宣言の発令に対して
WHOの動向をみるとか「専門家」の意見を聞くとかで遅くなり、
しかも2段階になってしまいました。
緊急事態宣言による行動自粛とかが地方により差があると、
人の流れを誘発するという読みができなかったのです。
そんなことは「専門家」は判断できません。
そういうことを含めて専門家の意見を聞くという考えは間違っています。
布マスク2枚の国民全員への配布もおかしな判断です。
小さくて使い物にならないものをなぜ国民全員に配布するのか?
マスクは医療従事者の不足の方が致命的です。
この「チビマスク配布」は後世の物笑いのタネになるでしょう。
国民への現金給付もミソを付けました。
困窮者に30万円支給から一律10万円支給に変わりました。
これは、公明党の主張に同調しているものです。
あるべきは困窮者への支給です。
その手続きがたいへんだとかいうことで、
過去の一律支給が効果がなかったという経験則も無視しての
変節です。
テレビでは「私はコロナで困っていないのでもらいません。
困っている人にあげてください」
などと一般人に言われる始末です。
本当に困っている人は10万円ではとても足りないでしょうし。
4月29日になると、
学校の9月入学方式への切り替えを検討する、などと言いだしています。
これもどこかの知事が言いだしていることです。
「欧米が9月入学だから」などというのは正当な理由になりません。
本当に9月入学がよい理由があるのであれば、
泥縄方式でなく検討すべきです。
これらで分かったことは、安倍さんの打ち出した政策はすべて
誰かの要求または入れ知恵なのではないか、
人の言うことを聞いてよさそうなことを取りあげていただけなのか、
ということです。
全国一律休校要請もそうだったのではないでしょうか。
それをするとどうなるか、どうやってそれを実現すればよいのか、
を自分で判断できていないのですね。
こういう経験のない事態への対応法こそ、
その人の底力が発揮されるのです。
そういう点では安倍総理は失格です。
目下私が関心を持っている類人猿診断だと、
安倍総理はボノボなのです。
ボノボはこういう特性を持っています。
長所は、思いやり能力が強く優しい、
得意は、協調、友好、平和、穏便、感性
短所は、感情的な(好き嫌いで)判断をする、依存心が強い。
不得意は、競争、戦い、論理
ボノボは安定時向きで非常時向きではないのです。
やはり橋下徹さんのような方に仕切っていただかないと
この未曽有の国家的危機は乗り越えられませんね。
4月17日の日経新聞の論説「政治はスピードと責任を」の結論はこうです。
えたいの知れない恐怖と不安を和らげるのは迅速な政策しかない。
政府、自治体、企業、そして私たち一人ひとりの力を結集するために
首相は政策のスピードで力を見せるべきだ。
危機こそ、指導者の最大の真価の発揮どころである。
2 件のコメント:
上野さん 極めて同感です。国を憂える気持は国防含めて大変keenな方と思いますが有事対応は非常に残念ですね。 max田中拝
Unknownさん
ご賛同ありがとうございます。
それでも安倍さんは、総合能力では他の大臣たちよりましかもしれませんね。
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