2019年4月22日月曜日

消費税増税反対ですって?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 ここまできて消費税増税延期が話題になりうるのでしょうか。
ねらい:
 そういう目先の損得探求はやめましょう。
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自民党の幹事長代行が
消費税増税延期もありうるという意見表明をして、
社会を驚かせました。


(東洋経済オンライン)
2012年の再登板時から消費増税に慎重だった安倍首相は、
2014年11月には増税延期を理由に衆院解散を断行して圧勝。
前回参院選直前の2016年6月には再度増税延期に踏み切り、
同年7月の参院選で勝利を収めている。
それゆえ、与野党は今回の萩生田氏の発言を
「首相の意向を踏まえた観測気球」(立憲民主党幹部)と受け止めた。


3匹目のどじょうを狙うのではないか、という観測です。
国民は、国の将来よりも今の生活が大事ですから、
選挙には増税延期は強いでしょう。


しかし、この発言に対して、
菅官房長官、麻生副総理らは真っ向から否定しています。
そりゃそうでしょう!!
ここまできての延期は、
経済界の実務的にも大混乱が予想されます。


4月21日、私の居住地区では品川区議選挙がありました。
51人が立候補して40人が当選しました。


この選挙で不審に思うことがありました。
それは、消費税増税反対を唱えている党があったことです。


その党は「羽田新ルートの撤回」もアピールしています。
品川区の上空(低空)を通過する飛行ルートですから
地元のことです。
地元住民がこぞって反対すれば何とかなるかもしれません。


しかし「消費税10%中止」は区議選のテーマではないでしょう!
増税は消費者の立場としては賛成する人はいません。
その分かりやすいキャッチフレーズで票を集めようとするのは
いただけません。
区議会で消費増税反対を議論できるのでしょうか??


国民が烏合の衆になり、増税延期で選挙に勝つようでは
国が滅ぶでしょう。


品川区民はどういう選択をしたのでしょうか。
その党は現議席に対して1名減でした。

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