目的:
マクドナルドの経営不振について再確認していただきます。
ねらい:
どうなるか、見守りましょう!
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2015年12月22日、
「米マクドナルドは、日本マクドナルド株をファンドなどに売却し
抜本改革を目指す」
という報道がされました。
背景には、日本マクドナルドの経営不振だけでなく
米マクドナルド自身の経営不振もあると述べられていました。
私は3月の「マクドナルドの沈没」の号で、
法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科の
小川孔輔教授の書かれた「マクドナルド失敗の本質」
の分析をご紹介した上で、
「寿司を主力にする」くらいの革新をしなければ
再生はムリではないかと断じています。
「当り!」なのではないでしょうか。
以下はその号からの転載です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私の目からすると、(前社長)原田氏の成功は
単に目先が変わっただけであったように見えます。
人間は飽きることの好きなぜいたくな動物なのです。
特に食べ物はそうではありませんか。
毎日同じものを食べるのはイヤでしょう?
米国モデルも本国で苦戦中なのです。
ダメな米国流が日本でいけるわけがないでしょう!
日本では外食として、牛丼チェーン、すしチェーン、
ファミリーレストランチェーン、が頑張っています。
うどんやそばのチェーンもあります。
中食も弁当屋チェーンだけでなく
コンビニもおいしいお弁当を提供しています。
今私が孫と行くのは、地元の中華料理屋とすし屋です。
前者では野菜ラーメンとチーズ揚げ、
後者では茶碗蒸しと納豆巻きが孫の好物です。
これもいつまで続くか分かりません。
おいしいハンバーガーの好きな人は
元もと「モスバーガー」に行っていたし、
「新鮮味のないマック、つなぎとめる、または引きつける
新商品・サービスが途切れたところが縁の切れ目」
という点では
今のマックは藤田時代の最後と同じということです。
この段階での再生のチャンスはあるのでしょうか。
「寿司を主力にする」くらいの思い切った商品転換をしない限り
ダメなのではないでしょうか。
米国の主食はパン、日本の主食はご飯なのですからね。
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