2016年6月16日木曜日
舛添知事はなぜそんなに叩かれた?
【このテーマの目的・ねらい】
目的:
舛添知事が辞任に追い込まれた真の原因を考えます。
ねらい:
今後とも、義や人倫を大事にしましょう。
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舛添知事はとうとう辞任に追い込まれてしまいました。
なぜそうなってしまったのか、がいろいろ言われています。
状況を甘く見て対応がまずかった、というのが
大方の意見です。
しかし、そもそも何をしでかしたのか、
という点が国民感情的に許しがたいことだったのです。
以下は、宋文洲さんのメルマガです。
宋さんのご意見は日本人にはない切り口で
いつも新鮮な感銘を受けています。
ところが、この意見は、
日本人の価値観と中国人の価値観の違いを感じさせられました。
日本の価値観は端的に言えば、
利(お金)よりも義を重んずるのです。
義や人倫(人の道)は重要なことで、
宋さんの言われる公私混同「程度」ではないのです。
公私混同はとんでもない義違反なのです。
金額の問題ではありません。
日本の価値観は素晴らしいですね。
舛添さんは、
「公私混同」が命取りになるとは思っていなかった、
「なぜそんなこと追求してくるのだ!」と思ったことでしょう。
対応が後手後手に回って
あたら有能な才能を活かしきれずに頓挫、
ということになってしまったのです。
そういう義や人倫を教えるのは家庭教育・しつけです。
その大事なことを家庭で教育されなかったことが
舛添さんの感覚麻痺を生んだとしか言いようがありません。
この点は、私のブログ「舛添知事はなんでダメになったの?」
http://uenorio.blogspot.jp/2016/05/blog-post_29.html
で主張しました。
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マスコミが頑張っても出てくる舛添氏の問題は
せいぜい「公私混同」程度です。
「家族と泊まった旅館で公務をしたか」とか、
「ヤフーオクションで買った画は本当にプレゼントに使ったか」とか、
聞いているうちに何だか笑えてしまうことが多いのです。
同じ東京都の問題として挙げられていた
18億円もの使途不明金についてなぜ詳細を追求しないのか。
同じ自ら弁護士に依頼して調査をしている
JOCの2億3千万円の情報はなぜすっかり扱われなくなったのか。
クレヨンしんちゃんの本は面白いかもしれませんが、
甘利氏の現金受取や秘書の高級車要求などの
犯罪疑惑を取り上げる意欲はまったくありません。
もし舛添氏のような問題を
これほど公共電波を使って取り上げる必要があるのだとすれば、
他の政治家のこれよりもはるかに大きな問題に触れないのは
なぜでしょうか。
こんな自問をすること自体、幼稚だと分かっていても、
ついついメルマガに書いてしまう自分は暇だなと思うのですが、
皆が同じことを言う時は
大体狂っている時だと考えるのが私の性です。
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1 件のコメント:
私の家内は八幡高校の先輩です。
辞任の原因があまりにも・・・・・・
言葉にできません。
家内の母親は以前から彼の人格に?でした。
今は亡き義母の慧眼に驚いています。
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