2024年2月21日水曜日

飲酒のガイドラインが出ました!!

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 アルコール自粛の動きを確認いたします。 
 「飲酒ガイドライン」の内容を確認いただきます。
ねらい:
 アルコールは上手に飲みたいですね。
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たいへんなことが起きています。
タバコは、ニコチンが体に害を与えるということで、
徹底的に「良識社会」から排除されつつあります。

「酒は百薬の長」と言われているお酒(アルコール」が
タバコの二の舞になろうとしているのです。

厚労省が2月19日に発表した「飲酒ガイドライン」では、
1日の飲酒量が純アルコール20グラムでも継続すると、
かなり多くの病気の発病率が高まるというのです。
 出典:2023年2月20日日経新聞








毎日20グラム飲むと発病率の高まる病気は以下のとおりです。
 出典:厚労省「飲酒ガイドライン」


男性の  脳卒中、大腸がん、前立せんがん
女性の  胃がん、大腸がん、肝臓がん、

これで安心できません。
少しの飲酒でも影響のあるのは、
男性の  高血圧、胃がん、食道がん
女性の  脳卒中、高血圧、乳がん(14グラム以上)

日本の厚労省が、心配症でこんなガイドラインをだしたのだろう、
と思いましたら、以下のように各国でもすでにガイドが出ていて
日本は後進国なのです。
 出典:厚労省「飲酒ガイドライン」 

この動きを受けて、ビール業界は、
高アルコールのストロング系(度数8%以上)の缶チューハイの
縮小に動いています。
何でそんなにすぐに対応できるのか、と思いましたら、
このガイドラインは、23年11月に素案が提示されていたようです。
各社は諸外国の状況も見て、制限に入っていたようです。

アサヒビール: 
 缶チューハイを20年末の41商品から21年末に17商品にした。
 現在のストロング系は1商品のみ
サッポロビール:
 18年末の20商品から1商品のみにしている。
キリンビール:
 ストロング系を10商品だしているが見直しの方向で検討中。
サントリー
 23年末時点で9商品を出している。

売れているものを社会正義のために自粛するのか、と思いましたら、
以下のグラフのようにストロング系はピークアウトしていたのです。
なぜでしょうね。
そんなにアルコールに強くない人は、
度数の低いものをたくさん楽しみたいということなのでしょうか?
 出典:2024年2月21日日経新聞









私は若い頃は「酒に強い」を自慢にして、
たくさん飲んでいたりしました。
近時は飲み過ぎないように「何でも3杯までしか飲まない」
を自粛目標にしていました。
もともと家では飲む習慣がありません。

最近は飲む機会も減り、せいぜい1週間に1回なので、
「3杯まで」の制限はあまり気にしないようにしています。

「飲酒ガイドライン」は、よく読むと発病するとは言っていなく、
発病のリスクがあると言っているのです。
しかし、何となく「全面否定」の雰囲気です。
誰が何のために飲酒否定を推進しているのでしょうか。
行き過ぎだと思います。

適量の酒は、気分転換になりストレス解消になります。
交流も円滑に進みます。
ストレス解消はかなりの病気の発症を抑えると思われます。
「酒は百薬の長」を強調すべきだと思います。

「飲酒ガイドライン」は
上手な飲み方をガイドすればよいのではないでしょうか。

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