2023年5月24日水曜日

気功や超能力の正体を探る !!再論まとめ

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 超能力的事象の根拠を整理してみました。
ねらい:
 さらなる解明を期待しましょう。
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で「超能力」的な事象の解明をしている書籍のご紹介をして
そのまとめ的なものを掲載しました。

しかしそのまとめは不十分でしたので、再度整理しました。
その視点は、これまで見聞されている「超能力的事象」が、
前掲ブログでご紹介した町博士の仮説と
何度かご紹介した田坂広志氏の仮説で説明できるのかどうか、です。

[町博士の仮説】
町好雄東京電機大学工学部教授(当時)著(1995年)
「科学がとらえた超能力の正体 あなたにもある潜在能力」
気功は気功師から遠赤外線が放射されているが、
遠赤外線でエネルギーそのものが伝わっているのではなく
そこに1ヘルツ前後の低周波のシグナルが乗せられている
そのシグナルが相手にメッセージを送っている、のである。

【ゼロポイントフィールド仮説】

ü  宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中に「ゼロ・ポイント・フィールド(ZPF)」と呼ばれる場があり、この場に、この宇宙のすべての出来事のすべての情報が「波動情報」として「ホログラム原理」で「記録」されている。

ü  ホログラム原理に従えば、記録した情報が、記録する媒体の「すべての場所」に保存されているため、媒体の「一部」からも「全体情報」がとりだせる。

ü  したがって、フィールドの「一部」に繋がるだけで、フィールドに記録された「全体情報」に触れることができる。

ü  波動はエネルギーではないので、この記録は永遠に残る。

ü  ZPF内には、「現実世界」と同様の「深層世界」が存在している。

ü  ZPF内では、瞬時に情報伝達が起こるため、「深層世界」では、「情報同士の相互作用」が極めて容易に起こる。

ü  「現実世界」の「自己」が死んだ後も、深層世界の「自己」は生き続ける。

ü  波動は、過去と現在から未来が想定できるので、ZPFには未来の情報も含まれる。

ü  しかし、未来は確定しているのではなく、現在の行動によって変わりうるものである(実際に自分の乗る船が沈む夢を見て乗船をやめたら舟は沈んだが自分は助かったという例がる)



私の整理結果はこうなりました。
この表の「根拠」欄のAは「町博士の仮説」で説明できる事象を示します。
同じくBは「ゼロポイントフィールド仮説」で説明できることを示します。
その説明を付記しています。

この表の結果、
スプーン曲げと空中浮揚は、この両仮説では説明できないとなっています。
「気合い」が物理に勝つことはないのですから。
謎が残ります。
       超能力的事象の根拠

「超能力」的事象

根拠

その説明

武術気功(遠当)

攻めてくる相手を気で倒してしまう。

気功師が相手に、「体を麻痺させろ」という情報を送っている。

医療気功 外気功

診断

相手の体の悪いところが分かる。

気功師が相手に、「悪い部分を教えろ」という情報を送っている。受け手はそれに従い体のスキャンをして悪い部分を相手に「シグナル」で伝えている。

医療気功 外気功

 治療

相手の体の悪いところ(がんなど)を治してしまう。

気功師が相手に、「悪い部分を治せ」という情報を送っている。

医療気功 内気功

自分を鍛錬し心身強化する。

自分で自分の脳に「健康になれ」という情報を送っている。

催眠術

体が動かなくなるなど催眠術師の言いなりになる。

相手の脳に術師のメッセージが伝えられている。

透視・千里眼

目で見えない「もの」が見える。

冝保愛子氏が、エジプトの未発掘の神殿の跡地の存在を指摘した。

ゼロポイントフィールドにある、神殿構築の過去が見えたのであろう。

予知

未来が予測できる。

中国の「地震おばさん」は東北大震災を予見していた。

ゼロポイントフィールドにある四次元の未来が見える。

前世の記憶

子どもが「以前こういうことがあった」と言うので、確認したらそのとおりだった。その例は多い。

何かの過ちで、ゼロポイントフィールドにある他人の情報にアクセスしてしまっている。

霊媒

死者と話ができ「こう言っている」と伝える。

霊媒師は、ゼロポイントフィールドにいる死者と話をしている。

念力

有名なスプーン曲げなど、対象が物体で普通はできないことができてしまう。

直接的に実存する物体に影響を与えることは、いずれの理屈でも説明できない。

空中浮揚

人体が空中に浮揚するという。伝説的な言い伝えに過ぎないかもしれない。

万有引力に抗する力を引きだすことは、いずれの理屈でも説明できない。

 


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