【このテーマの目的・ねらい】
目的:
小池知事が、
日本的経営の全員合意意思決定方式にメスを入れた
ということを強く認識いただきます。
「当たり前」を疑うことが重要であることを
再認識していただきます。
ねらい:
「何かおかしい」と思うことにはどんどん意見表明しましょう!
日本の旧来型の悪弊はどんどん排除していきましょう!
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小池知事は、豊洲新市場の盛り土問題で
「厳正な」処分をしました。
ご承知のように、
盛り土をしないことを決定したときの部長会に出席していた
幹部8人のほか、合計18人を懲罰対象にしたのです。
日本的経営では、
根回しをした上で会議で決定します。
特定の誰かが責任者である形をとらないのです。
良く言えば、全員合意型意思決定、
悪く言えば無責任体制です。
この意思決定方法にメスを入れたのは、
画期的なことです。
日本的経営に染まっている人にはできません。
「仕方ないな」(特定の人に責任を負わすわけにいかない)
と考えます。
しかし、その場で決めているのですから、
誰かが責任をとらなければならないのです。
「全員」というのは「なるほど!」でした。
小池知事の活躍ぶりを見ると、
これまでの知事は石原さんを含め
「何をしていたのだろう?」と思えてきます。
モリなんじゃらとかの旧来型の政治やとも
どんどん戦ってほしいです。
日経MJ紙12月9日付けのインタビュ記事で
小池知事は、
「マーケティングとはいかにして共感を得るかということ。
選挙こそマーケティングそのもの」
と言っておられます。
マーケティング学もかなり勉強されていて、
選挙活動中、緑のシンボルカラーを使うとか成功させました。
人生・政治の「当たり前」にメスを入れると公言しています。
「なんでそんなに予算が膨らむんだ」だって当然の疑問です。
「それはおかしいんじゃないか」の発想がきっかけになるのです。
すっかり定着した「クールビズ」は小池さんが環境相の時に
発案したものなのですって。
都民の「共感を得て」小池劇場で戦いを繰り広げ
怖いもの知らずです。
それでもストレスはたまっていないそうです。
凄い精神力ですね。
総理大臣よりも東京都知事の方が
やりたいことができるのではないでしょうか。
ここのところ、多少トーンダウンですが、
そのくらいが適正スピードでしょう。
頑張ってください!!
1 件のコメント:
小池さんは、改革ができる希少価値のあるビジネスパーソンの感覚に溢れています。頑張ってほしいです。
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