目的:
「類人猿診断」を思い出していただきます。
その類人猿はどのような生活・性生活をしているのかを
知っていただきます。
ねらい:
何らかの活用をしてください。
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人間の性格を4分類して類人猿になぞらえる
「類人猿診断」が流行っています(流行りました、かも)。
当ブログでも取りあげました。
「類人猿から学ぶ」
http://uenorio.blogspot.jp/2016/06/blog-post_57.html
類人猿診断を要約するとこうなります。
私は最近人類の歴史に関心を持ち、
類人猿についても知るようになりました。
そこで、4種の類人猿が、どのような生活、特に性生活をしているのか
を整理してみました(出典は表中に表示しています)。
種
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ヒトとの
分岐時点
ヒトとのDNAの差
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生活・性生活
出典:ジャレド・ダイアモンド
「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」
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A
オランウータン
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1200万年前
3.6%
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普段単独で生活。
オスとメスは交尾のときだけ一緒になる。 オスは子育てを一切しない。
メスは排卵のシグナルを出さない(ヒトと同じ)
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B
ゴリラ
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800万年前
2.3%
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オスは数頭のメスからなるハーレムを率い、それぞれのメスとは数年間隔で(メスが授乳を終え月経が再開してから)交尾を行う。
排卵についてわずかなシグナルを出す。
オスは子育てをする。
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C
チンパンジー
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500万年前
1.6%
|
群れを作り乱婚。父親と子供の絆はとくにない。排卵(発情期)を大胆に誇示する。
オスと発情したメスは群れを離れ、2匹だけで数日間を過ごす。そのメスはその後ほかのオスとも今度は群れのメンバのいる前で交尾を行うこともある。 |
D
ボノボ
|
500万年前
1.6%
|
群れを作り乱婚。
父親と子供の絆はとくにない。 排卵(発情期)を大胆に誇示する。 繁殖以外の目的で交尾を行う。→H好き |
もともと、類人猿診断は、
類人猿の生活を踏まえて4タイプを設定したものではないのでしょう。
したがって、
この類人猿になぞらえられた人間が
こういう性生活特性を持っているということにはなりませんが、
話のネタには面白いかもしれないと思いご紹介しました。
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