【このテーマの目的・ねらい】
目的:
渡部昇一先生のご逝去を悼みます。
ご遺構の一部をご紹介します。
ねらい:
先生の意を大事にしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
渡部昇一先生が4月17日午後1時55分にお亡くなりになりました。
心不全だそうです。
直近まで元気でご活躍だったのですから。
本当に残念です。
私は、
先生の書かれた雑誌「致知」の連載評論「歴史の教訓」の愛読者でした。
この連載は、最新の5月号が第235回でしたから、
20年間も続けられたことになります。
ときどき、対談に登場されるときがあり、
その時は連載がお休みですから、20年以上です。
私が致知を読みだしたのは10年前くらいですが、
毎号この記事だけを楽しみに致知を読んでいました。
(と言うと致知のオーナ編集長に怒られそうですが)
私のブログにもときどき時事テーマが登場しましたが、
政治や社会テーマでは、
渡部先生の意見と食い違っていることはほとんどありませんでした。
それで安心していたというわけです。
先生は強い愛国者で、
日本のためを思う明快なご意見を述べられました。、
私は、いつもたいへん心強く思っていました。
時の支配層を批判したりおもねたりする「町の評論家」とは異なり、
ご自分の愛国基準で物事を判断されていました。
その帰結として、
安倍総理の判断力と行動力を高く評価されていました。
そういう筋の通ったオピニオンリーダがおられなくなることは、
日本にとって大きな損失です。
誠に残念なことです。
ここで、先生の最後となった致知の寄稿の一部をご紹介します。
致知2017年5月号からの転載です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【瑣末に囚われず本筋を見る】
トランプ大統領という人は、ある意味、
正直な人といえるのかもしれません。
政治家といえば、意に反することやカンに障ることがあっても、
前後の事情や反響を考えて無表情に、
場合によっては温和な顔つきのままやり過ごす、
といったタイプがほとんどです。
しかし、トランプ大統領はそういう芸当が苦手で、
とっさに感じたことを表現せずにはいられない人なのでしょう。
中略
そのためにトランプ大統領の周辺が妙に騒々しくなっています。
トランプ大統領が従来の政治家には見られなかったタイプだけに、
マスメディアにとっては絶好の報道ネタということでしょう。
瑣末な片言までも取り上げて、
ああだこうだとやって騒がしさを掻き立てています。
しかしそんなことに囚われていては、本筋はみえてきません。
重要なのは、トランプ大統領の政治施策が奈辺にあり、
それは日本にとってどうなのか、ということです。
そのトランプ政治の本筋を見極めるのに重要なのが、
3月1日に行われた施政方針演説でした。
中略
トランプ大統領の施政方針演説を聞いて、
私は安部首相の顔を思い浮かべました。
2月10日に行われた日米首脳会談で
トランプ大統領とサシの話を終え、
部屋から出てきた時の安部首相の顔です。
その表情は実にすっきりしていました。
それは単に
日米同盟関係の強化で同意したといったレベルに止まりません。
トランプ大統領が行おうとしている施策を確認し、
安堵という以上に納得した思いがその表情には溢れていました。
中略
【何よりも軍事が大事】
政治において、ことに国際政治において、最も重要なのは軍事です。
軍事の問題さえしっかりしていれば、
その他のことはどうでもいい、といっていいくらいです。
というと「平和、平和」と口先で唱えていれば
平和であり続けることができるかのような、
平和を抽象的にしか捉えられない平和主義者は眉をひそめるでしょうが、
それは歴史を、現実を、正確に見ていないからに他なりません。
世界が平和であったり戦争に突入したりしたことに
軍事問題の動向が決定的な鍵となったのは、
紛れもない歴史的事実なのですから。
そして、現在ただいまもその例外ではありません。
地域における小さな紛争はあっても
世界を巻き込むような戦争に至らずに過ぎているのは、
各国の軍事バランスの結果なのです。
しかし、トランプ大統領はこのバランスを維持するには、
さらにアメリカの軍事力を拡張する必要があると考えています。
その具体的な現れとして、
トランプ大統領は9%の軍事予算増額を表明しました。
そうなると、アメリカの本年度の軍事予算は6030億ドル、
約68兆円になり、トランプ大統領が胸を張って見せたように
アメリカ史上最高額となります。
議会を通過するか否かは未定ですが、
トランプ大統領がこの方策を打ち出したのには、
毎年軍事予算を増額し、
旺盛に軍事力拡張を図る中国の存在があることは明らかです。
因みに中国の本年度軍事予算は前年度から7%増額の
1兆434億元、約17兆3千億円となっています。
両者の額面の差は圧倒的ですが、
それだけではありません。
アメリカが軍事拡張に注力するというのは、
単に物量の増強だけに止まりません。
これによってものすごいハイテクの進展があるのがこれまでの例です。
これに太刀打ちできる国は、そうはありません。
ソ連という国が存在していた頃です。
そのソ連が急速な軍事力拡張を図り、
世界を緊張させていた時期がありました。
これに対し、時のアメリカ大統領レーガン氏は、
断固とした軍事拡張で対抗しました。
するとソ連は、とても太刀打ちできないと見越して鉾を収め、
それがついにはソ連という連邦国家の解体に繋がっていきました。
さて、中国はどうでしょうか。
トランプ大統領の打ち出した軍事拡張を見れば、
現状では中国のそれば蟷螂の斧でしかないことは明らかです。
そこで中国はどう出るか。
それは今後の国際情勢の変化の大きなポイントになるでしょう。
注目していかなければなりません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この後、
【米国第一への真っ当な施策】
【首脳会談がもたらした日米蜜月時代】
【権力根拠の薄弱さと権力者の恐怖、不安】 (北朝鮮の話題)
【予断を許さない危険と金正恩氏の不安感】
【韓国の混乱で膨らむ危険の火種】
と続けた後で結びとしてで以下の「遺言」を残しておられます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【日本の立ち位置から課題が見える】
一方は蜜月といっていい日米関係を中心に、
安全保障面でも経済面でもまず安心できる状況にあり、
その一方には予断を許さない危険が膨らんでいる状況がある。
これが現在ただ今の日本の国際関係における立ち位置である、
といえます。
では、この位置に立って、日本はどうするのかが問われます。
すると見えてくるのは、
ことに安全保障の面での国家としての自立性のなさではないでしょうか。
蜜月と言える緊密な日米同盟関係も、
客観視すれば
アメリカの分厚い軍事力へのもたれかかりであることは否定できまっせん。
そしてこうなっている根本原因が現行憲法にあることは
誰にも分かることです。
前に国際政治における軍事の重要さを述べましたが、
日本は軍事では全く身動きできない憲法の縛りがあるのですから、
安全保障をより確かなものにするためには、
必然的に他国の軍事にもたれかからざるを得ない
具合になっているのです。
これでいいはずはありません。
自立性をもって主体的に国際政治に関わり、
平和をより確かに維持していくには、
国家の根本である憲法を見直す必要があるということです。
前述したような国際関係での日本の立ち位置を確認すれば、
日本は憲法問題に本気で取り組む時期に差しかかっているのだ、
ということが実感できるはずです。
これこそ安倍政権が次に取り組まなければならない
喫緊の課題であると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本当に遺言らしい言葉ですね。
先生の歴史家としての的確なご判断に裏打ちされた論調は
自信あることを述べられる時も穏やかで
あまり断定されません。
それがかえって説得性を増しています。
語り口もお上手ですね。
心から渡部先生のご冥福をお祈りいたします。
2017年4月18日火曜日
2017年4月3日月曜日
フジテレビの女性アナウンサー
【このテーマの目的・ねらい】
目的:
フジテレビの「新報道2001」の大事な話題です。
ねらい:
今度「新報道2001」を見てください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が熱心な視聴者であるフジテレビの日曜朝7時半の
「新報道2001」の女性キャスターが4月1日から代りました。
山中章子さんから島田彩夏さんに代わったのです。
島田さんは、この番組のキャスターは10年ぶりの復帰のようです。
彼女もなかなか魅力的です。
私が「新報道2001」を楽しみに見るようになったのは、
吉田惠さんが魅力的だったからです。
ときどき胸元が見えかけてドキッとしたりしたものでした。
吉田さんが妊娠で2016年3月に引退した後、
大島由香里さんが2016年暮まで務めました。
引退はやはり妊娠のためだそうです。
大島さんはあまり印象がなかったのですが、
その後、3月まで短期間の山中章子アナは魅力的でした。
対応も立派で大物出席者に質問をしたりしていました。
なぜ交代するのでしょうね??
吉田さんはフジテレビの社員ではなかったようですが、
どなたも美しいだけでなくインテリジェンスもあり
フジテレビの一般的な女子アナというイメージとは違うなー
という印象です。
フジテレビの女子アナを見直しているいうお話でした。
目的:
フジテレビの「新報道2001」の大事な話題です。
ねらい:
今度「新報道2001」を見てください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が熱心な視聴者であるフジテレビの日曜朝7時半の
「新報道2001」の女性キャスターが4月1日から代りました。
山中章子さんから島田彩夏さんに代わったのです。
島田さんは、この番組のキャスターは10年ぶりの復帰のようです。
彼女もなかなか魅力的です。
私が「新報道2001」を楽しみに見るようになったのは、
吉田惠さんが魅力的だったからです。
ときどき胸元が見えかけてドキッとしたりしたものでした。
吉田さんが妊娠で2016年3月に引退した後、
大島由香里さんが2016年暮まで務めました。
引退はやはり妊娠のためだそうです。
大島さんはあまり印象がなかったのですが、
その後、3月まで短期間の山中章子アナは魅力的でした。
対応も立派で大物出席者に質問をしたりしていました。
なぜ交代するのでしょうね??
吉田さんはフジテレビの社員ではなかったようですが、
どなたも美しいだけでなくインテリジェンスもあり
フジテレビの一般的な女子アナというイメージとは違うなー
という印象です。
フジテレビの女子アナを見直しているいうお話でした。
2017年3月31日金曜日
ガン治療はどこまで進んでいるのか。オプジーボの驚異!
【このテーマの目的・ねらい】
目的:
がん治療の最先端の状況を知っていただきます。
ねらい:
がんの治療法に関心のある方は是非本書をご覧ください。
本稿は、日本経済新聞社編の「免疫革命 がんが消える日」
のご紹介です。
小野薬品工業のオプジーボなどの新しいがん治療法が
注目を集めています。一般にはその効果よりも、
1千万円単位の薬代の高さが注目を集めています。
しかし、これらの薬が効いた実例は驚異的で
がん患者さんの垂涎の的となっているのです。
多数の驚異的成功例や成功率を上げるための改善の取組み
が紹介されています。
◆新しい免疫療法の仕組み
◆他の療法との組み合わせが有効
本書は、
「がんは不治の病ではなくなる。遅くても10年以内に」
という、オプジーボの開発者の一人である
2013年文化勲章受章者本庶佑博士の言葉で締めくくられています。
人類の期待に応えられるようになって欲しいと思います。
すなわち、「命も金で買える」状態ではなくなって欲しいのです。
参考までに、
当書の内容からがんの治療法を整理すると
このようになります。
がんの治療法の比較
治療法
|
方式
|
問題点
|
副作用
|
|
外科手術 |
がんの部位を切除する |
切除できない臓器もある。
転移が始まっていると全面切除は困難
|
副作用ではないが再発のリスクがある。 |
|
放射線治療 |
放射線をがん細胞に照射してがん細胞を死滅させる。 |
がん細胞だけに照射することが困難。
がん細胞が広がってしまっている場合、使用困難。
|
正常細胞も殺してしまう。 |
|
抗がん剤 |
免疫細胞のがんに対する攻撃力を強める |
個人特性・がんの種類により効果のある抗がん剤の選択が試行錯誤 |
吐き気・食欲不振で体力消耗。抵抗力低下。脱毛。 |
|
分子標的薬
(イレッサ)
|
がんの増殖に関する分子を狙い撃ちしてがんの増殖を止める。 |
研究停滞。 |
|
|
初期の免疫療法 |
丸山ワクチンなどワクチン方式
ハーセプチン、アバスチンなど抗体薬
インターフェロンなどサイトカイン療法
|
効果が限定的、
再現性がない、
|
|
|
免疫力強化療法 |
強力な免疫細胞を体外で培養し身体に戻す免疫細胞療法 |
開発途中 |
|
|
免疫療法
(オプジーボ、キイトルーダ、ヤーボイ)
|
免疫力を強化するのではなく、がん細胞からの攻撃をプロックする方式。
(がん細胞が行使する免疫細胞の免疫力を骨抜きにするブレーキ機能を無力化する)
|
どういう場合に効き、どういう場合に効かないかが分かっていない。
副作用の発生要因も分かっていない。
薬代が高価。
|
発生率は抗がん剤に比べて多くないが、間質性肺炎、糖尿病関連など重篤な副作用もある。 |
NCD殿が創立50周年を迎えられました!
【このテーマの目的・ねらい】
目的:
NCD社が日本ソフトウェア業の先陣を切って
創立50年を迎えられたことをご紹介しお祝いします。
同社が、「ベンチャー企業」となられたことをご紹介します。
夢を持ち続けることの成功例として知っていただきます。
ねらい:
皆さま、頑張りましょう!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2017年3月16日、情報サービス業である
日本コンピュータ・ダイナミックス㈱)略称NCD)殿が
創立50周年を迎えられました。
運用サービス中心の情報サービス業では、
㈱データサービス殿が2年前に創立50周年を迎えられましたが、
昔の言い方でソフトウェア業ではNCD殿が初めてです。
NCD殿の創業は、昭和42年(1967年)です。
その年にもう1社できたのですが消えてしまいました。
その後2.3年で多数のソフトウェア業が誕生しました。
現在大手となっている企業のほとんどがこの時期の誕生です。
ということは、この2.3年創業50周年ラッシュとなりそうです。
NCD社は当時日本能率協会のEDP研究所で仕事をしておられた
下條武男元社長と小黒節子元副社長が独立して創られた会社です。
私は、昭和44年に日本能率協会に入りましたので、
お二人ともよく存じ上げ、たいへんお世話になりました。
長い歴史の中では、
何社かのお客様との太く長い信頼関係が
苦難の時期を乗り越える事業継続の源泉となっておられます。
お二方初め社員の皆さまの行動がその信頼をつくり上げていることは
言うまでもありません。
ここでは、同社がユニークであることをご紹介したいと思います。
下條社長は、1972年に
日本ベンチャー・ビジネス協会の設立に尽力され、
その代表幹事に就任されました。
「小さな企業が新事業を起こして力を合わせて発展していくのだ」
というご趣旨だったと思います。
周りでは、「ソフト業は新事業ではない。
ベンチャーではなく単なる零細企業ではないか」
などと悪口を言う人もいました。
しかしその後、情報サービス業他社では誰もやっていない
新事業を見事にモノにされたのです。
それは、駐輪場のパーキングシステムです。
この事業は、下条社長(当時)が周囲の反対を押し切って
「3年で黒字にする」
と言って始められたものです。
後に成功する新事業は、すべてトップの英断ですね。
鈴木さんのコンビニ事業、ヤマトの宅配便事に匹敵する
「とんでもない事業」だったのです。
1999年の事業開始当初は、
自転車1台ごとに施錠・課金できる電磁ロック式のソフトウェア提供でした。
その後まもなく駐輪ラックを電話回線を介して
遠隔操作することに成功したことを契機に
駐輪場の保守運営にも取り組むようになり、
必要機器の開発、
駐輪場設置・運営の自治体・電鉄会社等からの請け負い
まで発展することになりました。
競合も出てきているようですが、
そのサービスの質の高さからシェアナンバー1です。
現在この事業を担当している
パーキングシステム事業部はNCD社の大黒柱に育っています。
30年以上かけて下條社長の念願の「ベンチャー」が実現したのです。
夢を持つことは大事ですね!!
今や、パーキングシステム事業部は、
自転車に関連する事業をいろいろ手がけ出し、
自転車のシェアリングサービスのシステム提供・運営や
自転車乗車中に利用できる骨伝導ワイヤレスヘッドホンの販売
(製造は中国企業)などにも取り組んでおられます。
自転車関連ショップの運営も始めておられます。
まさに、「一芸に秀ずれば多芸に通ず」です。
このヘッドフォン「CODEO」は
税別価格12000円です。
完全にソフトウェア会社のイメージを脱却していますね。
今や、ソフトウェア業だけでなく日本企業の
新事業展開のモデルといえるのではないでしょうか。
ますますのご発展をお祈りいたします。
目的:
NCD社が日本ソフトウェア業の先陣を切って
創立50年を迎えられたことをご紹介しお祝いします。
同社が、「ベンチャー企業」となられたことをご紹介します。
夢を持ち続けることの成功例として知っていただきます。
ねらい:
皆さま、頑張りましょう!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2017年3月16日、情報サービス業である
日本コンピュータ・ダイナミックス㈱)略称NCD)殿が
創立50周年を迎えられました。
運用サービス中心の情報サービス業では、
㈱データサービス殿が2年前に創立50周年を迎えられましたが、
昔の言い方でソフトウェア業ではNCD殿が初めてです。
NCD殿の創業は、昭和42年(1967年)です。
その年にもう1社できたのですが消えてしまいました。
その後2.3年で多数のソフトウェア業が誕生しました。
現在大手となっている企業のほとんどがこの時期の誕生です。
ということは、この2.3年創業50周年ラッシュとなりそうです。
NCD社は当時日本能率協会のEDP研究所で仕事をしておられた
下條武男元社長と小黒節子元副社長が独立して創られた会社です。
私は、昭和44年に日本能率協会に入りましたので、
お二人ともよく存じ上げ、たいへんお世話になりました。
長い歴史の中では、
何社かのお客様との太く長い信頼関係が
苦難の時期を乗り越える事業継続の源泉となっておられます。
お二方初め社員の皆さまの行動がその信頼をつくり上げていることは
言うまでもありません。
ここでは、同社がユニークであることをご紹介したいと思います。
下條社長は、1972年に
日本ベンチャー・ビジネス協会の設立に尽力され、
その代表幹事に就任されました。
「小さな企業が新事業を起こして力を合わせて発展していくのだ」
というご趣旨だったと思います。
周りでは、「ソフト業は新事業ではない。
ベンチャーではなく単なる零細企業ではないか」
などと悪口を言う人もいました。
しかしその後、情報サービス業他社では誰もやっていない
新事業を見事にモノにされたのです。
それは、駐輪場のパーキングシステムです。
この事業は、下条社長(当時)が周囲の反対を押し切って
「3年で黒字にする」
と言って始められたものです。
後に成功する新事業は、すべてトップの英断ですね。
鈴木さんのコンビニ事業、ヤマトの宅配便事に匹敵する
「とんでもない事業」だったのです。
1999年の事業開始当初は、
自転車1台ごとに施錠・課金できる電磁ロック式のソフトウェア提供でした。
その後まもなく駐輪ラックを電話回線を介して
遠隔操作することに成功したことを契機に
駐輪場の保守運営にも取り組むようになり、
必要機器の開発、
駐輪場設置・運営の自治体・電鉄会社等からの請け負い
まで発展することになりました。
競合も出てきているようですが、
そのサービスの質の高さからシェアナンバー1です。
現在この事業を担当している
パーキングシステム事業部はNCD社の大黒柱に育っています。
30年以上かけて下條社長の念願の「ベンチャー」が実現したのです。
夢を持つことは大事ですね!!
今や、パーキングシステム事業部は、
自転車に関連する事業をいろいろ手がけ出し、
自転車のシェアリングサービスのシステム提供・運営や
自転車乗車中に利用できる骨伝導ワイヤレスヘッドホンの販売
(製造は中国企業)などにも取り組んでおられます。
自転車関連ショップの運営も始めておられます。
まさに、「一芸に秀ずれば多芸に通ず」です。
このヘッドフォン「CODEO」は
税別価格12000円です。
完全にソフトウェア会社のイメージを脱却していますね。
今や、ソフトウェア業だけでなく日本企業の
新事業展開のモデルといえるのではないでしょうか。
ますますのご発展をお祈りいたします。
交通事故死傷者が多いのは何歳??
【このテーマの目的・ねらい】
目的:
小中高生たちが出会う交通事故の状況を知っていただきます。
データを読む練習をしていただきます。
ねらい:
データに出会ったらなぜそうなるのか考えるようにしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月23日と27日の日経新聞に
交通事故の死傷者に関する情報が載りました。
以下のデータを見て「なぜそうなるのか」と思われますか。
以下の統計はすべて 2012年~2016年 5年間の平均です。
小中学生の年齢別 歩行中交通事故死傷者数(一部)
小中学生の学年別 歩行中交通事故死傷者数(一部)
自転車による事故について
私はさらに以下の分析をしました。
1)なぜ歩行中事故は7歳が最多なのか
新聞の見出しでも意外という意味で
「歩行中事故7歳最多」という大見出しを付けていました。
皆さま、どう思われました?
学年別では小1が最多なのです。
これはそうだろうという結果です。
ではこの違いはなんなのか?
6歳=小1ではないのでしょうか?
実は、6歳の4分の3は未就学児です。
1人で出歩きません。
親の保護の下での歩行ですから事故にも遭いにくいでしょう。
7歳の4分の3が小1なのです。
ですから7歳≒小1です。
したがって、小1が最も歩行中事故が多い、
というもっともな結果なのです。
新聞はいい加減な見出しを付けたことになります。
2)小中高とも1年生が交通事故に遭いやすい。
これは私の分析ではありません。
単なる確認です。
通学路等に不慣れで起きているのでしょう。
3)小学生の歩行中の事故は下校中が多い理由
登校時は緊張しているし、
近所の交通係のオジサン等が誘導している場合も多い。
下校時は、ふざけて駆けたりもするでしょう。
4)中高生の自転車事故は登校中が多い理由
登校中は遅刻しないようにと急いでいます。
自転車での下校中は歩行中とは違って
ふざけて移動するということも少ないでしょう。
5)自転車による死傷者は高校生が中学生より多い
これは高校生が乱暴なのではなく(多少はそれもあるかも)、
高校生の自転車通学者が多いためでしょう。
その数値がないので断定はできません。
6)死者は歩行中も自転車利用中も男性が多い
これは男性の人数が女性の人数よりも多いからではなく、
男性の行動の方が活発・乱暴・ダイナミックだからです。
死者の人数はそう多くはないですが、
それでも、ご家族のショックはたいへんなものです。
警察庁も多くの交通事故対策を常時実施中です。
事故件数を減らす対策も必要ですが、
死者が発生しない対策を考えて集中的に実施してほしいですね。
目的:
小中高生たちが出会う交通事故の状況を知っていただきます。
データを読む練習をしていただきます。
ねらい:
データに出会ったらなぜそうなるのか考えるようにしましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3月23日と27日の日経新聞に
交通事故の死傷者に関する情報が載りました。
以下のデータを見て「なぜそうなるのか」と思われますか。
以下の統計はすべて 2012年~2016年 5年間の平均です。
小中学生の年齢別 歩行中交通事故死傷者数(一部)
|
|
年平均
死傷者数(人)
|
同10万人当り
死傷者数(人)
|
備考
|
| 6歳 | 1098.2 | 102.3 | |
| 7歳 | 1564.6 | 146.4 | 最高 |
| 8歳 | 1208.8 | 113.8 | |
| 全年齢平均 | 46.8人 |
小中学生の学年別 歩行中交通事故死傷者数(一部)
|
|
5年間 死傷者数(人) |
備考
| 死者数 |
| 小学1人 | 8,075 | 最高 | 30人 |
| 小学2年 | 以下漸減 | 30人 | |
| 小学6年 | 2,210 | ||
|
小学生 |
29,317 |
登校中:
4139人
下校中:
6001人
|
男児65人 女児26人 計91人 |
| 中学1年 | 2,641 | 逆転増加 | |
| 中学2年 | 減少 | ||
| 中学3年 | 1,674 | 最低 | |
| 中学生 | 計18人 | ||
| 全年齢平均 | 35,816 |
中高生の自転車による交通事故死傷者数
| 区分 |
5年間の
死傷者(人)
|
内自転車に
よるもの 人
| その比率等 |
|
中学生 |
59,313 |
35,049 |
59%、 死者25人、 男2/3 |
| 内中1 | 12,932 | 中学生で最多 | |
| 高校生 | 115,735 |
74,920 | 65%、 死者67人、 男2/3 |
| 内高1 | 31,270 | 高校生で最多 | |
|
中高 合計 |
175,048 |
109,969 |
63% 登校中: 36,848 下校中: 22,575 出会い頭: 66,872 |
新聞ではこういう解説がついていました。
歩行中の事故について
16年の10万人当たりで見ても、
最多が小1の122.8人で、最小が中3の24.7人、
40.6人の中1だけは小6の35.3人から増加しており
進学による通学路変更が要因とみられる。
月別では夏休みまでの4~7月と、
月別では夏休みまでの4~7月と、
秋になり夕暮れが早くなる10,11月が多い。
→下校中が多い理由。
自転車による事故について
中1と高1が多くなっている要因としては、
新入生が慣れない通学路で危険な場所などに気づかず
事故に遭っていることが考えられる。
私はさらに以下の分析をしました。
1)なぜ歩行中事故は7歳が最多なのか
新聞の見出しでも意外という意味で
皆さま、どう思われました?
学年別では小1が最多なのです。
これはそうだろうという結果です。
ではこの違いはなんなのか?
6歳=小1ではないのでしょうか?
実は、6歳の4分の3は未就学児です。
1人で出歩きません。
親の保護の下での歩行ですから事故にも遭いにくいでしょう。
7歳の4分の3が小1なのです。
ですから7歳≒小1です。
したがって、小1が最も歩行中事故が多い、
というもっともな結果なのです。
新聞はいい加減な見出しを付けたことになります。
2)小中高とも1年生が交通事故に遭いやすい。
これは私の分析ではありません。
単なる確認です。
通学路等に不慣れで起きているのでしょう。
3)小学生の歩行中の事故は下校中が多い理由
登校時は緊張しているし、
近所の交通係のオジサン等が誘導している場合も多い。
下校時は、ふざけて駆けたりもするでしょう。
4)中高生の自転車事故は登校中が多い理由
登校中は遅刻しないようにと急いでいます。
自転車での下校中は歩行中とは違って
ふざけて移動するということも少ないでしょう。
5)自転車による死傷者は高校生が中学生より多い
これは高校生が乱暴なのではなく(多少はそれもあるかも)、
高校生の自転車通学者が多いためでしょう。
その数値がないので断定はできません。
6)死者は歩行中も自転車利用中も男性が多い
これは男性の人数が女性の人数よりも多いからではなく、
男性の行動の方が活発・乱暴・ダイナミックだからです。
死者の人数はそう多くはないですが、
それでも、ご家族のショックはたいへんなものです。
警察庁も多くの交通事故対策を常時実施中です。
事故件数を減らす対策も必要ですが、
死者が発生しない対策を考えて集中的に実施してほしいですね。
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