2018年2月28日水曜日

オリンピックの成績は予想どおりでしょうか?

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 ピョンチャン五輪の日本選手の成績の予想と実績がどうだったのかを
 分析してみます。
 日本での予想が外れるのはやむを得ないと思いましょう!
 
ねらい:
 期待外れになってもがっかりしないように精神力を鍛えましょう??

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ピョンチャンオリンピックが終わりました。

最終的にはメダル獲得数が13で当期五輪としては、
長野を上回る過去最高でした。

今回のオリンピックは前半は今一盛り上がりにかけました。

ところが、羽生選手が怪我を押して金メダルを取ってから
国民の熱中度が飛躍的に高まったようです。

宇野選手とのワンツーフィニッシュも花を添えてくれました。
後半は予想外の好成績もありました。

予想を裏切られる成績が続くと中継も見なくなってしまいます。

予想されていて予想どおりの好成績を上げるのは、
プレッシャーもあり並大抵の実力ではできません。

そこで、予想と結果がどういう関係になっているか調べてみました。

メダル数だけの予想ではなく、個人の予想を対象にしました。
見つかったのは、以下の3種でした。

 1)ニューヨークタイムズの金メダル予想。
 2)スポーツ・イラストレイテッド誌(米国のスポーツ週刊誌)のメダル予想
 3)日刊スポーツ誌の記者の予想



1.ニューヨークタイムズの金メダル予想

 日本の金メダル予想はスピードスケート関係だけでした。

 これは参考値ですが、金メダル合計は予想4に対して実績3でした。

 個人の成績では、予想4に対して的中が2で5割、外れが同じく2で5割です。

 予想外で金が、高木菜那選手のマススタートです。
 あれはみごとな勝利でした。

 いつもだと、最後に負けるのが日本で悔しい思いをしてきました。
 今回はその逆で、
 ずっとレースを引っ張ったオランダは悔しかったでしょうね。
 
 ニューヨークタイムズは、
 総体として他の予想に対して的中率は高いです。


表1 ニューヨークタイムズ紙の予想と結果
種目
選手名
予想
結果
当り
アップ
ダウン
スピードスケート
500
小平奈緒
スピードスケート
1000
小平奈緒
スピードスケート
1500
高木美帆
スピードスケート
団体パシュート
日本女子
チーム
スピードスケート
マススタート
高木菜那
合計
的中率(%)
75
50
50
想定外(件)
想定外比率(%)
25

 金の予想は的中しやすいのではないかと思われますので、
 2.と3.についても金メダルだけの予想的中率を見てみました。

 そうすると、2.のスポイラも日刊スポーツ誌記者のも
 金の的中率は33%しかありませんでした。 

 33%だと、「予想はあまりあてにならない」というレベルです。



2.スポーツ・イラストレイテッド誌のメダル予想

表2 スポーツ・イラストレイテッド誌の予想と結果






































 予想合計14個に対して、実績合計は13でした。

 予想の「14」に対しては、、海外メディアはそんな大きな予想をしているぞ!
 と話題になったものです。

 個人別で的中したのはたった2件、小平選手の500メートルの金と、
 高梨沙羅選手のジャンプ銅だけです。
 この二人の安定性は特筆ものです。

 小平選手の精神力はしっかりしていますね。
 出身母体の相澤病院で鍛えられているのでしょうか?

 外れは、良い方に外れが3件21%、悪い方に外れが9件64%もあります。
 良い方に外れは、フィギュアスケート羽生選手・宇野選手と
 スピードスケート団体パシュートです。

 スケート陣の実力が評価されていなかったのですね。

 予想外の成績不振の代りに、想定外の選手がメダルを獲得したのも、
 以下の5件、メダル予想数14に対して36%もあります。
 
 予想は難しいのです。
  •  スピードスケートマススタート・・・高木菜那選手の金メダル
  •  ノルディック複合ノーマルヒル・・・渡部暁斗選手の銀メダル
  •  モーグル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・原大智選手の銅メダル
  •  スノボ・ハーフパイプ・・・・・・・・・・・平野歩夢選手の銀メダル
  •  カーリング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本女子チームの銅メダル
期待されたのにメダルが取れなかった選手に対するコメントは、
次の日刊スポーツで一括します。



3.日刊スポーツ誌の記者の予想

表3 日刊スポーツ記者の予想と結果






  
予想合計22個に対して、実績13個で59%です。

 全体でいくつのメダルを取るかの予想ではなくて、
 この選手のメダル期待は何か、ということでの予想ですから、
 当然総数は多くなります。

 予想どおりの金は、羽生選手と小平選手の500メートル、
 団体パシュートの3件です。
 この人たちの優れた実力は当然ですが、精神力は抜群ですね。
 
 予想どおりの銀が宇野選手です。宇野選手も強いですね。

 良い方に外れは1件、マススタートの高木菜那選手です。

 予想は順当で、高木選手の作戦勝ちです。
 こんなにスカッとする日本選手の戦いぶりを見るのは久々の気がします。

 悪い方に外れが、17件、77%もあるのです。

 これが「期待してテレビを見てガックリ」というモトです。

 予想するのが日本人の場合は、
 期待が入りますからどうしてもこういう結果になるのです。

 冷静に客観的に予想するのでは白けますからこの傾向はやむを得ません。

 ですから「金メダルの期待がかかる」とか「メダルの期待がかかる」
 などというマスコミのセリフは話半分に聞けば良いのです。

 77%という数字だと話半分どころではありません。

 この日刊スポーツ誌記者の予想の強みは、
 想定外が2件しかないことです。

 さすがに国内で、良く状況を把握しているからです。

 それでもの想定外になったのが、
 カーリングの銅メダルと原大智選手のモーグル銅です。

 カーリングは、「気合で勝った」という感じですね。
 モーグルは一発勝負に強い選手が勝つのでしょう。

  メダルが期待されたのに惜しくも4位が二人です。
 (スノボ・ビッグエアの岩渕選手、
  フィギュアスケートの宮原選手)
 宮原選手はずい分期待されていたので、悔しかったでしょうね。
 
 惜しくも5位も3人もいます。表をご覧ください。

 惜しくもではなく、かなり落ちた選手もいました。

 最高の落差は16ダウンです(銅だったのに19位)。

 ここではあまり目立ちませんが、ジャンプはたいへんでした。

 強い風の影響で番狂わせもだいぶあったのではないでしょうか。

 あの状態を見ていると今回のジャンプは実力のみでなく、
 運もなければ勝てないということだったようです。

 葛西選手も運に恵まれれば上位もあったかもしれません。
 残念でした。



皆様の予想と結果はどうでしたか、
東京五輪もほどほどに期待してテレビなどを見ましょう。

2018年2月21日水曜日

首都圏の電車の遅延状況

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 首都圏の電車の遅延状況を知っていただきます。


ねらい:
 どう対応するかお考えください。
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首都圏の通勤者にとっては興味深い情報が、
日経新聞2018年2月21日号に載っていました。


首都圏の電車はどのくらい遅れているものなのか
という情報です。


「毎日遅れているのではないか」
と思っておられる方もおいでだと思います。
どうなのでしょうか。


このデータは国土交通省が昨年12月に
2016年度の実績を公表したものです。
5分遅れると遅延証明書を発行することになっているので
その回数を調査したものです。
1年間の状況を調べたのは初めてなのだそうです。




表1をご覧ください。
ここにランキングされている路線は
通勤日のほとんと毎日遅延しているのです。

表1:首都圏の遅延の多い鉄道路線(2016年度)

注:遅延証明書の年間発行回数から算出

順位
路線名
5分以上の
遅延日数/月
JR中央・総武線各駅停車
19.1
JR宇都宮線・高崎線
18.4
東京メトロ千代田線
JR中央快速線・中央本線
18.3
JR横須賀線・総武快速線
17.9
JR埼京線・川越線
小田急線
JR東海道線
17.4
JR京浜東北線・根岸線
10
JR常磐線各駅停車
16.8

表2で、私鉄路線は成績にはずい分差があります。
小田急線は路線が長いのと周辺人口が大きいのです。
複複線化等も焼け石に水のようですね。

表2:首都圏の私鉄路線の遅延日数

順位
路線名
5分以上の
遅延日数/月
小田急線
17.9
東急田園都市線
11.8
西武新宿線
10.7
京急線
 7.1
京王線
 6.3




表3の遅延原因は、乗車時間の超過です。
ラッシュで乗り込もうとするのに時間がかかります。
駅員さんが押し込むのを手伝ったりしても時間内に発車できません。


ドアに荷物か足などが引っ掛かって
閉まったドアを開けたり閉めたりも時間がかかります。
「引っ掛かっている人はさっさと対応しろ!」と腹が立ちますね。

表3:10分未満の遅延の発生原因

順位
原因
率(%)
乗車時間の超過
47.2
ドアの再開閉
16.0
設備や車両の故障など
 5.7




この表3は、最初の遅延がどこから始まったかです。
現在はメトロを含めた相互乗り入れが多くなっていますので、
どこかの遅延がたちまち他の路線に影響し、
それが遅延を拡大する、という状況が起きます。


私が利用している都営浅草線は、
京浜急行線と京成線とが都営地下鉄を中核にして繋がっています。
どちらかの遅延で影響を受けてしまいます。
大雪の時もそういうことがありました。


相互乗り入れは、
1970年に  155キロだったのが、
2015年には 5倍以上の880キロになったそうです。


大幅な遅延の状況は表4です。

表4:30分以上の大規模な遅延の状況

順位
路線名
30分以上の
遅延日数/月
JR埼京線・川越線
3.5
JR宇都宮線・高崎線
2.5
JR東海道線
2.1
JR横須賀線・総武快速線

原因は、人身事故、線路立ち入り、火災などが多いそうです。

ひととき、中央線は「自殺の名所」というときがありました。
長い列車でホームに進入しますので、進入時点では最高速状態です。
間違いなく天国に行くことができたのです。

このランキングを見ると、
中央線がありませんから、対策を講じたのでしょうかね。

この記事の結びでは、
鉄道ジャーナリストの梅原淳氏の言葉を紹介しています。
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ハード面での輸送能力の強化には限界がある。
慢性的な遅延解消には時差出勤や在宅勤務の導入促進など
ソフト面の対策が必要となる。
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そのとおりです。
ハード的な投資はすべきではないでしょうね。
いずれ、人口減になるのですから。

2018年2月20日火曜日

「ガンバレ!」と「大丈夫!」

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 「ガンバレ!」について考えてみましょう。
 「大丈夫!」について考えてみましょう。
ねらい:
 上手に使い分けましょう。
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先日、野村沙知代野村監督夫人が亡くなりました。
その後のテレビ番組で、
いかに野村監督が奥さんに励まされたかが紹介されています。


野村監督の「おい、沙知代!」という呼びかけに対する
沙知代さんの最後の言葉は「大丈夫よ」でした。


監督が悩んだりしていると、
夫人はいつも「大丈夫よ」と言ってくれました。
それで監督は「そうか」と安心して前進できたそうです。


励ましの言葉には「ガンバレ!」もあります。
しかし、
悩んでいるときに「あなた、頑張りなさいよ」ではダメなのです。


うつ病の人に「頑張りなさい」は禁句と言われています。
ますます落ち込んでしまうのです。


なるほど、と悟りました。
悩んでいるときには「大丈夫よ」が励ましになるのです。


ではガンバレは不要なのでしょうか。
そうではありません。
マラソンで走っているとき、過酷なトレーニング等をしているときには、
「ガンバレ!」は有効なのです。
精神力を奮い立たせて頑張れるのです。


つまり、物理的な負荷に対しては「ガンバレ!」
精神的な負荷に対しては「大丈夫!」が有効なのです。


オリンピックの練習と試合で言えば、
練習中は「大丈夫!」と精神的に落ち着かせ、
試合になったら「ガンバレー!」と応援するのです。
練習中に頑張れと言われたら、
プレッシャーになりマイナス効果です。


「大丈夫!」と「ガンバレ!」を使い分けましょう。

18歳と81歳の違い

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 あらためてこういうギャグの楽しさを感じていただきます。


ねらい:
 このネタを考えて楽しい人生を送りましょう。


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最近、このネタを書いた紙をくださった方がいました。
ときどき聞いていたりしていたのですが、
あらためて見てみるととても面白いのです。
その年齢に近づいて身につまされるせいもあるのかもしれません。


元は、2016年の初めの笑点だったようです。
落語家の皆さんが発表したものです。


ところでいつも疑問に思っていたのですが、
お題はその時に出されて即興で考えているのでしょうか。
いくら優秀な落語家でもそうはうまくいかないでしょう。
やはり事前にお題は出ているのでしょうね。


それはともかく、面白いですね。
いただいた紙には以下の9首が載っていました。


 道路を爆走するのが18歳、逆走するのが81歳


 心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳


 偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳


 受験戦争を戦っているのが18歳、アメリカと戦ったのが81歳


 恋におぼれるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳


 まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳


 東京オリンピックに出たいと思うのが18歳、
  東京オリンピックまで生きていたいと思うのが81歳


 「嵐」というと松本潤を思い出すのが18歳
  鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81歳


 自分探しの旅をしているのが18歳
  出かけたまま分からなくなって、皆が探しているのが81歳


私も考えてみました。


席を譲ってほしいのが81歳
 席を譲ろうか迷っているのが18歳
 (これだけは順番が逆です)


階段を駆け上がるのが18歳
 あくまでエスカレータを探すのが81歳


道路で小石を蹴飛ばすのが18歳
 小石に蹴躓くのが81歳


まだ長い人生と気が長いのが18歳
 先が短くて気も短くなるのが81歳


美人の顔を見れない18歳
 誰でも美人に見えるのが81歳


東京マラソン、良いタイムで完走目指すのが18歳
 何キロまで走れるか試すのが81歳


今度の東京マラソンの私の抱負です。
どうなるでしょうか。