【このテーマの目的・ねらい】
目的：
芸能業界の呆れた実態を再認識いただきます。
ねらい：
改善されつつはあるようでご同慶の至りです。
これからを見守りましょう。
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吉本興業問題は、
一時、マスコミを賑わせましたが
しばらく沈静化していました。
ところが、8月19日11人の謹慎処分解除が発表されました。
また話題として復活しています。
私は、この事件の真相を知って唖然としました。
真相とは、会社とタレントとは契約書を取り交わしていない、
という点です。
昔の色街に売られた女性が、
置屋の経営者と契約をしていないのと同様です。
口頭で伝えていたという
「反社会的勢力との交流禁止」を盾にして
解雇とかすごく重大な処分を実行する、
などはあり得ないでしょうに。
規律に反したという証拠がないのですからね。
しかし、
芸能界全体では8割は契約書を取り交わしているそうです。
これを機会に、吉本興業の不当な処理が、
いろいろ暴露されました。
「５公演やって報酬が１３５円」とかです。
公正取引委員会も強い立場を利用した不公正な取引ではないか
と関心を持っているそうです。
世論は吉本興業側を攻め、
吉本興業は全タレントと契約文書を交わすことになりました。
根本問題は未解決です。
宮迫・田村両氏の処分発表直後の記者会見の際の、
吉本興業社長の「芸人ファースト」だの発言に批判が出ました。
「吉本興業ファースト」ではなく
「芸人ファースト」だと言いたかったのでしょうが、
当の芸人達からも「お客様ファーストでしょうに」
と言われる始末です。
そのとおりです。
こうしてみると、吉本興業の経営陣は全くの時代錯誤人種です。
これを機会にいろいろな独立の動きとかが出ていて、
生き残れるのでしょうか。