目的:
孫娘の大失態のご紹介です。
6歳の子供たちがセリフを覚えて役ができることにビックリです。
子供の指導は難しいという愚痴を聞いてください。
ねらい:
お子様・お孫さまのご指導の参考になさってください。
(なりませんかも?)
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また孫の話題です。
孫佳奈実は6歳でまもなく保育園の卒業です。
2月25日土曜日に「学芸会」がありました。
2・3歳児から順に歌や踊りを披露しました。
佳奈実の年次の年長組は9人しかいなく
全員で「オズの魔法使い」を演じました。
主役級は3人で
ナレーターの男の子、ドロシーの女の子、良い魔女が佳奈実でした。
普段はよくしゃべるのでその役に「抜擢」されたのでしょう。
ところが、開始直後から泣きべそでセリフをまったく言えないのです。
両親・ジジババだけでなく、他の保護者達もやきもきです。
まったく無言なので先生が出てきて横でセリフを教えますがダメでした。
仲良しが心配そうに見てくれている。 |
人気の男の子2人の前を元気なく通る。 |
先生の助けもきかない。 |
最後の全員ご挨拶 |
おそらく普段の能力からするとセリフは全部覚えていたでしょう。
ところが、緊張と人見知りで人前に出るというストレスで
ガタンとどこかが外れてしまったのですね。
すべての年次を通じて泣きだしてしまった子は
佳奈実1人です。
こんなに人見知りとは気づきませんでした。
日頃からよく知らない人との挨拶は苦手です。
黙ってしまいます。
また、負けず嫌いで負けそうな時には参加しません。
昔は負けると泣きべそでした。
今回も、一番になろうとしたのでしょうね。
それが裏目に出ました。
このままでは小学校に入って困りますので
何とか指導をしようと思います。
どなたか、お知恵がありましたら教えていただけませんでしょうか。
見るに見かねて途中で「ガンバレ!!」と気合を入れましたが、
気分は変わりませんでした。
参っている時に「ガンバレ」はやはりダメなのですね。
終わってからは、本人は内心悔しかったのでしょうが、
案外ケロッとしていました。
そういう点はひょっとすると大物かな、とも思います。
他の子供たちは皆30分以上の劇のセリフを覚えているのです。
感心しました。
テレビで名子役が登場しますが、そういうのは当たり前なのかとビックリでした。
指導の若い男性の先生は終わった後、
感無量で泣いていました。
達成感っていいものですね。
青学陸上部も同じでしょう。
これからの孫の支援的指導が課題となりました。
5 件のコメント:
いつもブログありがとうございます。
気のきいたコメントができないので読ませていただくだけです。
お孫さんのことかわいい思い出になると思います。
我が家の孫は1年生のとき学年のリレーの選手に選ばれて一番で走ってきました。ところが2番目の女の子にバトンを渡すのを失敗して結果はびりになり、本人は責任を感じてずっと泣いていました。多分忘れられない思い出となっていると思います。
日比野さん
心の温まる書き込みありがとうございました。
子供はいろいろあるものですね。
これからも楽しみにしています。
年来の友人がメールをくれましたのでご紹介します。
メルマガ3月号有難うございました。
今月号は3編のみの上、皆楽しい話ばかりで、ふんふんと吹き出しながら読みました。
「終わってからは、本人は内心悔しかったのでしょうが、案外ケロッとしていました。」
そういう点はひょっとすると大物かな、とも思います。
→実際、大物だと思いますけど
先ず、浮かんだのは「爺さん馬鹿」でした。
・・・失礼(私んは孫がいなくて悔しい)
以下は、私の研修の受講生からいただいたメールです。
たいへん貴重なご意見ですので、そのまま掲載させていただきました。
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メルマガのご案内ありがとうございます。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
お孫さんの学芸会の件でコメントしたいと思いましたが、
思いがけず長文となりメールさせて頂きました。
アドバイスというのはおこがましいですので、
私から感じた視点をお伝えさせて頂き、何かのお役に立てればと思います。
内容は
1.「人見知り」についての記事のサマリ
2.学芸会の日記から感じたこと
3.感じたことからの一案
の3つになります。
(マラソンの時のお写真と今回の記事から書いておりますので、的外れでしたら読み飛ばして下さい。)
1.「人見知り」についての記事のサマリ
最初に記事の内容ですが、
「人見知りと言われる子供の頭の中では、
[START]新しい(知らない)環境(人)は怖い
⇒[ACTION]その輪の中に入る行動に出る
の間で本人なりに準備をしている」
という内容で、
「環境や人など周りや対象をよく観察する」
「観察した内容を整理する(経験との照合や人の関係性の判断等)」
「自分がその中に入ることについて判断する」
ということを頭の中で何度も廻らせているそうです。
そして納得してから行動に移しており、その時間が長いせいで周りからは「人見知り」というくくりで捉えられているということでした。
(長さはお子さんや環境によってかなり個人差があるようです)
2.学芸会の日記から感じたこと
劇の開始直後から泣き続けてしまったということですが、
上記記事を思い返してみると、たくさんの大人の視線を感じて状況や気持ちが整理しきれないことに対して、
役の練習で頑張ったことや
家族に見てほしいという想いとのギャップを解決できないと判断してしまい、
結果泣いてしまったのかもしれないなと思いました。
だとすると、逃げ出さないで舞台で泣き続けたことは
「普段は負けそうなことは参加しない」
ということと矛盾しているように感じますので、
もしかしたら、今回は普段と違い最後まで諦めずに心の中で挑戦し続けていたのではないか、
と思いました(挑戦⇒無理と判断⇒泣く⇒でも のループ)。
(ケロッとしていたのは自分なりに頑張ったので納得しているのかも)
一見何もできなかったかのように見えても、
心の中ではとっても頑張っていたのかもしれないと思うと、
どうしてもお伝えしたくなってしまいました。
3.感じたことからの一案
「指導」と仰っしゃっていましたことについて
上記の感じたことからの一案になるのですが、まずは
「本当にやりたかったことや想い・自分で頑張ったことをお孫さんが自分で話せるように話を聞いてあげる」
というのはいかがでしょうか。
難しい言葉を借りれば自己実現の行動の前に自己承認以前を満たしてあげる
ということになるのかもしれませんが、単純に
「親御さん以外に自分の考えや気持ちを聞いてくれる・見ていてくれる大人の人が傍にいる」
ということは、それだけで子供にとっては勇気の源になるような気がするのです。
また、負けず嫌いということですので、欠点意識や苦手意識が勝ち過ぎなければ
きっかけさえあれば案外自分で挑戦を続けて克服してしまう可能性も、とも思いました。
お孫さんの口から気持ちや考えを聞ければ行動や言葉も選びやすくなりそうですし、
そう考えると案外おじいちゃんというのは最高のポジションかもしれないですね。
人見知りはきっかけや時間の面では欠点と捉えられやすいですが、反面
「人や物事を良く観察する」「それぞれの特徴を捉えてその関係性を整理する」というのは、
とても大切な素質ではないかと思いました。
短所は長所でもあるので、良いところを伸ばして
苦手なことにも挑戦出来るような手助けができたら何だか良いなと思い、
失礼を承知で長文にさせて頂きました。
最後まで拙文にお付き合い頂きありがとうございます。
お孫さんとの楽しい時間を作る一助になれば幸いです。
NHさん
貴重なご意見ありがとうございました。
ご指摘のとおり、小さいときから孫は周りをよく観察しています。そして大人たち以上に状況をよく把握していることもあります。
まさに、その観察で行動が遅くなっているのでしょうね。
貴兄のご指摘はなるほどと思いました。
観察の鋭い点は、いつも「すごいな、すごいな」と褒めまくっています。
アドバイスに従って、もっともっと孫の強みを強化していくようにしたいと思います(出過ぎないようにしながら)。
ご意見、ほんとうにありがとうございました。
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